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犯罪との関わり

彼らは時に犯罪の当事者になってしまう場合があります。薬物(非合法)やストーカー、ドメスティックバイオレンス(DV)、窃盗、恋愛がらみの殺人……また薬物使用により人格がだんだんと低下していくような場合もあり、そうなってくるとあからさまな類似点、反社会性や妄想症との共通項が浮かび上がってきます。この時点で急速に犯罪との親和性が一層強まることになるようなのです。


良心があるのか?無いのか?でいえば彼らにはあります(薬物により人格が欠損していない場合)。彼らと犯罪を結びつけるものはなにか?それは彼らがもつ刹那性、衝動性、他者のせいにしやすい傾向(自分がこうなったのはお前のせいだ)、自分を見捨てている傾向(この先どうなってもいい)、一人ぼっちになる事への恐怖とそれに対する過度の反応、などが直接的な原因ではないでしょうか。


ただ彼らの発作的な犯罪がすべてだとも言い切れないのです。彼らにとって犯罪がある種の「自分を罰してもらいたい欲求」、言い換えるならば一つの自棄や絶望、深い憂鬱のもとに行われる場合もあるようなのです。これは人と人との密接な関係を求める最後の彼らなりの手段なのかもしれません。根本から自分を浄化してくれるような包み込んでくれるような存在を、極論的な行為をもとに探した結果が犯罪なのかもしれません。


近年このあたりの犯罪がとても増えている気がします。評論家やジャーナリストはこぞってうまく言葉を並べて意気揚々としていますが、本当に言えることというのは限られてきています。暗いニュースは人々を暗くする以上に、人の心を麻痺させる性質があります。凶悪犯罪でも毎日家の前で起こっていたら慣れっこになっていきます。今僕らができることは、心を正常にたもつことでしょうか。慣れてしまわないことでしょうか。



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