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恋愛の終始〜1〜

彼女らの周りには常に親密な相棒が存在しています。そういった存在は、彼女らにしてみれば、そこに居て当たり前、だと感じているようです。なので、もしその相棒を喪失してしまうと、同時に自分の存在意義が分からなくなり、自分は死んでしまったと感じたり、離人症のようになったり無気力や倦怠に陥ったりするようです。


だいたいが自分の虚無感や内的混乱を介抱してくれるような人を、彼女らはとてもうまく探し出します。そしてその保護者変わりの相手に、(絶望的な)忍耐、大海のような包容、ずっと自分の保護者でいることを求めます。


あまりに相手を理想化するあまり、本来の相手の姿を把握することが出来なくなっている場合がとても多く、神様だと信じて自分の内的な甘えの感情を引き受けられる能力を、相手が全て備え付けていると確信するまでに至ります。これを疑うことはありません。なぜなら疑った時点で、彼女らの言う、愛や好意や期待といったものは瞬時に失ってしまい、一人ぼっちにまたなってしまうからです。


彼女らは、相手の本来の姿をしりつつも、決して疑ったり相手の価値を下げてはならないと思う傾向があるようです。ただある場合、相手の本心を確かめる為に、疑ったりしますが、本質的には、まず相手を信じている場合が多いです。ただ問題なのは、彼女らが信じているのは、相手自体ではなく、自分の欲求のまぼろしを信じていることなのです。言い換えるならば、自分の欲求を満たしてくれる要素が、相手に備わっている、そう嫌でも思わないと、誰とも付き合いが出来ないのです。


また相手側も、心に空虚感や挫折感、また何らかの人格障害(自己愛、反社会傾向の強い)を抱えている人との場合、急速にその関係は発展し、閉鎖的になり、解散する。どちらかが、どちらかの価値を下げて(見切りをつけて)終わってしまうような場合が多いようです。境界性人格障害の彼女を治そうと思ってみたところで、治すどころか自分の内にもその心性を発見してしまう。


余りにも接近しすぎた二人には、ほとんど世界の事は見えていなく、視野狭窄になり、依存状態へと変貌していきます。はじめは救済者の役をかってでて、助けようと思う。けれ人間一人を本当に治癒する事などできないという事実をしる。それは彼自身に対する明らかな侮辱的真実であり、やりきれない思いに陥ったりします。


そして最後には、どうすればいいのか分からない、という感情に捕らわれてその関係は終わってしまうでしょう。彼がもし真面目で献身的な人の場合、こういう関係で相手を助けてあげられずに自分は逃げ出たという痛烈な自覚は、彼自身をも苦しめる場合があります。もし自分の無力を正当化するタイプの人ならば、あいつはただの馬鹿だ、そういってどこかへ言ってしまうでしょう。こう考えるとボーダーの恋愛って、どっちにしても厳しいものがありますね(・_。)uuu



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