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不安定への嗜好

彼らは不安定期において、今の自分の状態がどれほどおかしなものでも、それが一つも理解できなくなる場合があります。波瀾万丈や自滅をかげながら応援しているのは、彼らのもっている現実を落ち着いてみることのできない性質と、自分を見捨てることへと嗜好癖です。


中でも反社会性傾向のあるボーダーと現実把握の問題はとても重要です。口達者でうまく人間関係の隙間に潜り込んで、滅茶苦茶にかき回し、去っていきます。なんとそれをひたすらに繰り返していきます。本物の詐欺師が金の為に詐欺をするのではなく、人を騙すことに快楽を覚えてしまっているのと似ている部分があるのかもしれません。


また流動性の強いボーダーならば、何度も結婚と離婚を繰り返す場合や、職場を転々としたり、なんだか同じことを繰り返しているようなケースもあります。職場などは一つのところでやっていけばいくほどに安定してくるはずなんですが、ボーダーには何が気にいらないのか、また元の生活(不安定な)に戻ろうとします。これはもう嗜好のレベルで語られるべき事柄なのでしょう。


夢の中で生きているような人もいます。それほどまでに安定しないのです。彼らはひょっとすると安定の中では生きている実感があまり得られないのかもしれません。不安定の中でこそ、自分というものを本当の意味で感じ、得て、動けるんでは……なんて思ってしまいます(・_。)ナンダロウナ



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