境界例の反社会性
例えば、大切な人にこっぴどく裏切られた(利用された)と感じているボーダーは、ある種特別な警戒さと、それとはまったく逆の、前以上に大切な人を求める気持ちをもっている場合が多いです。
警戒とは、もう馬鹿な人間に(自分を搾取した相手のような人間に)当たらないようにする為のものです。前以上に強く求めるというのは、そういった警戒している安息をもたない自分を、なんとか救って欲しいと思っているからです。簡単に言えば、人間不信(警戒)からの救済を彼らは願っているのです。
上記の例は内的モラルがまだいくらかしっかりしている場合です。内的モラルが定まっていないボーダーには、反社会的傾向が見られるます。
彼らは怒りをもちやすく、その怒りをすぐに表現する癖の為に(衝動的な自罰、又は他罰)、反社会的行為はパターン化され、それが嗜好化する場合もあるようです。
反社会的傾向のあるボーダーの典型思考では、こんなのが一般的なのではないでしょうか。
1.女は(男は)利用されて当然(自分が利用される前に、初めから相手を利用する)
2.もし自分が本当に信頼をよせたならその相手は裏切ってはならない
3.相手が自分をがっかりさせたなら、攻撃してもよい(あの時あなたが好きだと言ったから、私も好きになったのに)
早計がたたって人生を棒にふる可能性があります。様々な早すぎる決断によって、歪んだ人格や妄想症は固定化されます。社会や特定の人(以前に自分を裏切った人)が、そういう人格をつくっているのではありません。自分の勝手なはやとちりの総体が、そういう人格をつくってしまうのではないでしょうか(・_。)
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